1.王道の毎月コツコツ積立スタイル!合言葉は長期・積立・分散!まずは積立投資です。積立投資は、毎月決まった金額で積立しながら続けていく方法です。この方法のメリットは少額から投資を始められることです。まとまった資金が無くてもスムーズに資産運用を始めることが可能なので、投資初心者や余裕資金が限られている方におすすめです。また、一定金額で定期的に投資信託を購入することで、価格が低いときには多く、価格が高いときには少なく買うことになり、投資信託の購入単価を平均化させる(バラツキを無くす)効果があります。これをドルコスト平均法といいます。積立投資の具体的なシミュレーションを確認してみましょう。毎月1万円を資産運用で積立投資した場合 (※1)※1計算された数値はあくまでもシミュレーションであり、将来の運用成果を保証するものではありません。本シミュレーションは、年1回の複利で計算しており、運用にかかる税金、手数料、費用などは考慮しておりません。毎月1万円ずつ、30年間積立をするケースにおいて、年利が0%だと360万円です。しかし、年利が5%だと、約819万円になります。30年後の金額に2倍以上の開きが出ています。資産運用においては、運用期間が長ければ長いほど、利益が利益を生む「複利効果」が大きくなります。時間を味方につけられて、無理なく始められるのがコツコツ積立スタイルのいいところですね!2. 一括まとめて投資! 積立投資よりも値上がり幅を求めるスタイル!次は一括投資です。一括投資は資産運用をまとまった資金で始める方法です。この方法のメリットは最初からまとまった資金が運用に充てられるので、積立投資よりも早く運用益を得られる可能性があることです。具体的に100万円を一括投資した場合のシミュレーション(※2)を確認してみましょう。※2 上記は各運用利回り(年間)で1年複利で10年間運用した場合の受取額のイメージです。運用にかかるコストや税金等は考慮していません。このグラフからも、10年後の受取額は工夫次第で大きく変わることが分かります。3.まとめ積立投資の場合も、一括投資の場合も「長期」で運用することが大事なのは共通です。どちらかが正解ではなく、自身にあった資産運用方法で始める・継続していくことが大切です。