1. 1回のボーナス支給額はどれくらい?年代別の平均支給額は?厚生労働省が公表している毎月勤労統計調査によれば、夏と冬のボーナスの平均支給額は1回あたり40万円前後であることが分かります。夏と冬のボーナス平均額(※1)※1(出所)厚生労働省「毎月勤労統計調査 令和6年9月分結果速報等」、「毎月勤労統計調査 令和7年2月分結果速報等」(https://www.mhlw.go.jp/)を基に北國銀行にて作成次に年代別のボーナス平均支給額(年間)を確認してみましょう。※2 年間賞与その他特別給与額。上記の数字は、四捨五入している場合があります。(出所)厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査」(https://www.mhlw.go.jp/)を基に北國銀行作成2. 貯蓄が第1位!みんなボーナスは何に使っている?年代別のボーナスの使いみちも気になりますよね。将来に向けたお金の使い方を考える参考になるかもしれません。一緒に確認してみましょう。年代別ボーナスの使いみちのご紹介(トップ5のみ)※3※3 本結果は、回答者による複数回答をもとに集計しています。「ボーナスはなし」という回答を除く上位5位までを掲載しています。(出所)消費者庁「[参考・6月(確報)]ゴールデンウィークの過ごし方及びボーナスの使途予定に関する意識調査結果 令和元年7月18日(木)」(https://www.caa.go.jp)を基に北國銀行作成20代は貯蓄の割合が最も高いですが、理美容関連や衣料品、趣味などにボーナスを充てる傾向も強いことがわかりますね。30代以降はボーナスをローンの返済に充てる方が多くなっていることがわかります。全体的に「貯蓄」「特に決めていない」という回答が多いことから、「ボーナスはとりあえず銀行口座に貯めている」という方が多いのかもしれません。3.未来を変えるボーナスを活用した資産運用とは?全年代で貯蓄を選択される方が多いことが分かりましたね。ですが銀行口座で貯蓄をする際、物価上昇率よりも預金利率が低い場合は注意が必要です。それは、物価上昇率が預金利率を上回っている場合、銀行口座に貯めている預金は物価上昇(インフレ)の影響を受けやすい状況にあり、物価上昇が引き起こると、お金の相対的な価値が下がるためです。具体的に卵で例えてみます。10年前は100円で卵が4個買えたのに、今では120円必要になっているとしたら、100円の価値が下がっているということになります。これがインフレであり、お金の価値が下がるということです。お金の価値が昔より下がってしまうと、できることや楽しみなことも少し減ってしまい残念な気持ちになりますよね。インフレに負けずに、より良い暮らしをするために、早いうちから物価上昇に負けない資産を作ることが大切になります。もらって嬉しいボーナスですが、未来を変えるちょっと賢い使いみちとして、「資産運用」を選択肢に入れてみませんか?